映画は悪くないけど… ドリーム・ガールズ
2007年 02月 08日
うん、きっと良い映画なのだろうし、ジェニファー・ハドソンの歌声に痺れ、感動した人もたくさんいることでしょう。
だが、しかし。
私は、そのジェニファー・ハドソンがダメだった!!
ジェニファー・ハドソンは、アメリカで大人気の新人歌手発掘番組『アメリカン・アイドル』で優勝した人らしいです。私はこの番組にまったく興味がなかったんですけど、本当にすごい人気でしたよ。カナダなのに。Boo宅でも、パパとママがいつも見てたので、ジェニファー・ハドソンのこともチラっとみたことありました。
そのときから、Booもパパもママも「この子はスゴイ!絶対優勝する!」って感動してたし、
※ファイナルに残ったけどチャンピオンにはなってなかったようです。
ごめんなさい!ペコリ(o_ _)o))
この映画でも、その歌声を朗々と響かせてくれるんだけど、
私には感動をもたらしてくれなかったんだよね~。
なんていうかさ、「私ってば歌うまいのよ、♪聞いてぇぇぇえぇえええ~~~♪」みたいな感じで、押し付けがましい。声はでかいし、伸びるし、ビブラートはぶるぶるかかるし、そりゃあ、もう大仰なのです。
大仰すぎて、ひいちゃうのです。
ちょっと静かにしてくれない!?とか思っちゃうのです。
それと、ミュージカル映画だってことを知らずに見てしまったのもいけませんでした。私はミュージカル映画が苦手なんです。『サウンド・オブ・ミュージック』と『ムーランルージュ』は飽きずに見れましたが、それ以外はほとんどの作品がダメ。
この映画は特に入り込めなくて、途中で挫折しました。
鳥肌物の歌声が別の意味で鳥肌になってしまって、それ以上見れなかったのです…。
なので、感想というべきものはありませんが、期待のエディ・マーフィーはおもしろかったですね。別におもしろい役じゃないんですけど、彼は何やっても冗談みたく見えます。あの髪型見ただけで笑っちゃいました。
それからこの映画のために10kgも増量したというジェニファー・ハドソン。彼女の演技も良かったのですが、ああいうヒステリックな役は新人でもこなしやすいのでは。
逆に減量して頑張ったビヨンセの方を私は讃えてあげたい!
あの女王ビヨンセが、あそこまで歌声も抑え、存在感も抑え、影に回った演技を見せてくれるとは(途中までしか見てないから、もしかしたら後半は女王復活してたかも)。
女王様にはなかなか勇気のいる決断だったのでは。
なんだかんだ皮肉ったこといってしまいましたが、私みたいな意見は極少数派だと思います。世間の評判はすごぶる良いようなので、一見の価値アリかと。
でも、私と同じように感じた人がいてくれたら、それはもう心の友と呼ばせていただきたい。
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アメリカン・アイドル出演時のジェニファー。この頃から恰幅いいみたいだけど、10kg増量したの・・・?
by myums | 2007-02-08 00:56 | 映画・海外ドラマ た行