キング・コング~ピータージャクソン祭り~
2006年 02月 14日
『キングコング』を見た。
オリジナルは日本製なのかアメリカ製なのか、それすらも知らないくらい興味のない怪獣モノ。だったんだけど、周囲があまりに「面白いよ!」というので、見てみた。
監督は、『LOR』のピータージャクソンだし、なんと言っても私の大好きなナオミ・ワッツが主演してるから、もしかしたら、本当におもしろいかも~。
という期待とともに見たわけだけど、
いやあ、やっぱすごい
特に、映画中盤の舞台となるSkull Islandって幻の孤島。
すごいハジケっぷりです。
むしろ この島自体が一番の見所 と言いたい。
ここに住む原住民たちは、興奮すると白目を剥いて、体をブルブルさせます。ナオミ・ワッツを生贄にするシーンなんて、「お前ら全員なんかいれてんだろ!おまわりさん呼ぶぞ、こら」ってくらい。
イキすぎ。
こんな人たちに囲まれたら、一緒にあがっちゃいそうです。
この島にはまだまだ恐ろしいものがたくさんあって、巨大化したクモやらムカデやらサソリやらの昆虫たちや、絶滅したはずの恐竜たちに巨大こうもりと、何でもアリのお祭り騒ぎ。
キングコングvs恐竜3匹の闘いも見られます。
片手でナオミ・ワッツを守りながら、必死に恐竜と戦うキングコングは、まるで白馬に乗った王子様。こんな強いナイトに守られたい!
ナオミ・ワッツの相手役が八の字眉エイドリアンなだけに、いっそうキングコングがカッコ良く見えちゃいました。
キングコングを生け捕りにした後、舞台はNYに移って、ここでもまたキングコングが暴れたりなんだりするんだけど、もうその辺はどーでもいいです。
いりません。長いです。
今回も、ナオミ・ワッツにメロメロでした。
ナオミとエイドリアンのキスシーンでは、エイドリアンの鼻が妙にひん曲がってました。
トム・ハンクスの息子と『リトル・ダンサー』の少年も出演してます。
ダイナミックなカメラワークといい、強烈な映像技術といい、ピータージャクソンが楽しんで撮った雰囲気が伝わる映画です。
by myums | 2006-02-14 15:55 | 映画・海外ドラマ か行