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Gathering 2004

遅ればせながら、『Gathering 2004』のDVDを鑑賞した。
これは、Vision Questというサイケのオーガナイザーによる
夏の野外RAVEの模様を収録したDVD。
毎年1万人以上を動員する、日本でも最大級規模のデッカイRAVE。
最近は、随分と暴徒化してるって話もあるけど、
当時カナダにいた私は、どんな音でどんな雰囲気だったのか、
とっても気になるところ。
Booと一緒にウキウキウォッチ。

アーティストの楽屋裏とか、移動バス内の様子なんかは、
まあ、面白かった。
けど、オーガナイザーのTaniya、出すぎじゃね?
収録時間の3分の1はTaniyaじゃん。
彼女の世界観とか、日本におけるトランスの位置付けとか
そんなものはどうでもいい。
あんたの顔見飽きたよ。

編集もヘタ。
コマワリベタベタ貼り付けて、画面8分割を、
各アーティストごとに繰り返すだけ。
音も流してるだけで、どのアーティストのか分からないし。
RAVEの雰囲気も、すっごい暴力的でなんか嫌だったな。
VOIDは歌ってるし、Skaziはギター叩き割ってるし。
オーディエンスはそれに興奮して、ウォーウォー吠えてる。

RaveのDVDって、行った人には「あの感動をもう1度」、
行ってない人には「来年は絶対行きたい」
そう思わせるものが必要なはず。
自分や知り合いが写ってたら面白いかもしれないけど、
それ以外で、心動かれるものは、全くもって、なかった。
むしろ今年、Visionは絶対行きたくないな・・・。

反して、すごく良かったのは、Solsticeの『Solstice Music Festival 02』。
サイケのイベントだから、サイケデリックな画像処理もあるけど、
湖に浮かぶデコの幻想的な風景や、
富士山や空、雲、太陽、自然の美しさ、
アンビエントサイトのゆるやかな時の流れ、
Raveの良さが前面に押し出されてる。
このRaveは本当に良かったな~。

と言いつつ今年のRaveは、ラビリンス1本に絞るつもりです。

by myums | 2005-06-19 00:31 | 音楽・Party  

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