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親の愛情って何?

虐待関連の書籍やサイトを読んでいると、「親の愛情不足」というキーワードが必ず出てきます。
親からの愛情を感じられずに育った人は、自己否定が強く、親から得られなかった愛情を他人や物で埋めようと依存症になるケースも多い。

しごくもっともなご意見なのですが、私はこの文章に出会うといつも違和感を覚えていました。
だって、幼い子供が、「私って親に愛されてて幸せ!」と実感したり言葉にしたり、しないですよね。

子供のどういった心の動きが、親の愛情を感じているということに繋がるのでしょうか。
親の愛情とは具体的に、どういったものなのでしょうか。

最初、私には分かりませんでした。
親が不在がちで、母に否定ばかりされてきた私にとって、親とは、いないほうが安心する存在だったのです。いなければ叩かれたり怒られたりすることもなく、自由があった。
親の不在は、私の天国でした。

それが家族と言うものであって、周囲の友達もみなそのように感じていると思っていたのです。
親の愛情どうこうなんて考えることすらしませんでした。


そんな私も、果たして人の親になり、我が子に溢れんばかりの愛情を抱くようになりました。どうやら親から子への愛情は、勝手にわいてくるものであったようで、「我が子を愛せなかったらどうしよう」という当初の不安は、杞憂に終わりました。

しかし、ミッシャンのほうはどうでしょう。
愛されている実感があるのか。

赤ちゃん時代はよく分かりませんでしたが、今はわかります。
みっしゃんは、愛されていると実感している。

なぜなら、私の腕の中にいるとき、ミッシャンはこの上なく安心しているから。

安心感。

それは子供にとって、幸福感と同じこと。
安心する場所、自分の居場所、温かい抱擁。

不安なとき、悲しいとき、抱きしめてくれる腕が、子供には必要なのです。
なーんにもないとき、ぼーっとテレビを見てるときでも、抱きついてムギュムギュする。
そうすると自分の中の愛情もほとばしるし、されてるミッシャンも「やめてー」とか言いながらも、ものすごく嬉しそう。

そんな気分じゃないときも、もちろんあります。
甘えてきたミッシャンを邪険に扱ってしまうことも・・・。
親も人間ですからね。

いつでもどこでも我が子を100%愛してるじゃなくていいと思います。
子供が素直に自分の腕の中に飛び込んできてくれて、そのときに子供が安心した顔をしてれば、大丈夫。抱きしめ返して「大好きだよ」と伝えれば、愛情は自然と伝わります。


安心感。
自分の幼少時代に得られなかった大切なものを、ミッシャンに与えてあげたい。
でも実際には、抱きしめることで私が安心するって部分が大きいんですけどね。

今後、ミッシャンの成長に合わせて愛情の与え方も変えていく必要があるのでしょうが、安心感というキーワードだけは普遍なんだろうなと思います。
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by myums | 2015-08-27 02:42 | 国際結婚とカナダ