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お産レポート

それは1月20日の午前3時に始まりました。
下腹部に生理痛に似た鈍痛を感じて目を覚まし、半信半疑で痛みの間隔を図ってみると、7~10分間隔。うーん、もしかして陣痛??

いまひとつ確信が得られなかったものの、念のためBooに「もしかして、たぶん今日ミッシャン出てくるかも」と連絡。Booが到着した朝6時ころにも、まだ我慢できる程度の痛みでした。

これが陣痛?このくらいならイケルな~。

とか余裕かましてたら、急に痛みが激痛に!!しかもいきなり3分間隔になってるし!

あわてて、父の運転する車で病院に向かいます。
車内でも増し続ける痛み。
子宮をギューっと雑巾絞りされるような痛みと言ったら良いでしょうか。「うーーーーっ」と唸りながら痛みに耐えます。

ところが、これはまだ序の口だったのです。

病室で子宮口が開くのを待つ間の痛みと言ったら、痛いの痛くないのって、もう気絶しそうなくらい、と言うか、この痛みを感じずにいられるならいっそ気絶させて欲しいくらいでした。

先ほどまでの痛みとは確実に異なる痛みでした。
体の奥から腰骨をガンガンかなづちで打たれてる+子宮の底に鉄の玉をズシン!ズシン!と打ち付けられてるような、とにかく激しい鈍痛。

痛すぎて、吐きました。

助産師さんいわく、「子宮口が7cmくらい開くと痛みが増すので、吐く方が多いんです」だそうです。

このあたりから記憶が飛び飛びで、よく覚えていませんが、陣痛が去ると同時にすぅっと意識が遠のくように深い眠りに落ち、激痛で目覚めるということを繰り返し、やっと分娩台へ。

陣痛の合間に寝るなんて体験する前は信じられなかったのですが、抗えない睡魔なんです。これからやってくるお産に向けて体力温存するように体が勝手に寝ちゃうんでしょうね。

いよいよお産開始。
陣痛も絶頂に達し、明らかに赤ちゃんの頭と思しきものが私の内部から下がってくるを感じます。陣痛の痛みにあわせて力む!!しかし、裂けそうで踏ん張れない!!

「はあはあはあ、ふぬーーーっ!!いたーーーい!!」

お産の間、助産師さんがお尻の穴を指で抑えてくれてます(脱腸にならないようにかな?)。もしかしたらウンチ出てたかも・・・。
普通の状態なら、この先生きていけないくらい恥ずかしい姿です。
しかし、そんなこともどうでもいいと思えるくらいの痛み。

「Do you want to listen the music?」というBooのやさしい呼びかけにも(事前にお気に入りソングを入れたCDを作成していたのです)、「いらない!!!!どうでもいい!!」などとわめく始末でした。

そして、なんどイキミを繰り返したでしょうか。
「このままだと裂けるので、切開しますね」という助産師さんの声が。

きたーーー!会陰切開!!

怖い!!と思った瞬間にはもう切られてました。
ほんと、一瞬。パチッ!、イテッ!って位の痛みです。

そして、切開した次のイキミで、「おぎゃー!」

どひゃー。出たー!
すごい!!人間だ!!これが私の中に入ってたのかー!

お産前のイメトレでは、ここでBooと感激の涙を流す予定だったのですが、実際には意外と感激しませんでした。それよりも、生の人間が出てきたことへの驚きでいっぱいでした。

Booは涙で目を真っ赤にしてましたけど。

生まれてたのミッシャンをカンガルー抱っこ。あったかい。ほかほか。かわいい。そして乳首をすわせます。生まれてすぐでも赤ちゃんはちゃんと乳首を探して吸い付くのです。人間に備わった生命力に驚嘆。

やっと痛いの終わった、と思ったのも束の間、今度は胎盤を出さねばなりません。私の場合、胎盤が下りてこなかったので、助産師さんがお腹をマッサージ。
これがまた痛い!!

子宮をぐりぐり押されて、よじれるような痛さ。

胎盤が出た後に、「プラセンタ見せて」とリクエストするつもりだったのですが、そんな余裕はなく、もうぐったり。。。


そして、痛いのはまだ続きます。そう、切開した箇所の縫合です。
縫われてる間は大した痛みじゃないのですが、糸止めでもしてるのか、ちょっと縫っては指で押さえられるのが痛くて。大事なとこなんだから、もっとジェントルにやって欲しかった。。。
痛みをごまかすために、Booに抱かれるミッシャンの顔を見せてもらいつつ、「これさえ終われば自由の身」と自分に言い聞かせてました。

(実際にはここからこそが戦争の幕開けだったわけですが、それはまた別のお話)

と、まあ、痛いだらけのお産でしたが、私がお産を通して一番感じたことは、赤ちゃんの生まれたいという本能は素晴らしいということです。
みっしゃんの生命力のおかげで、生むことができたようなものです。私は痛みに耐えるばっかりでしたから。私が生んだというより、生まれてきてくれたって感覚が強いですね。

みっしゃん、元気に生まれてくれてありがとう。
そして小さく生まれてくれてありがとう!!
隣の人はベビーの頭が大きすぎてつっかえたそうです。


おまけ:
お産時は、曲がるストロー必須です。キャップ開けたりしてる暇ないし、まっすぐストローは飲みにくい!あと、お水のほかに、糖分の入ったフルーツジュースを用意しておきましょう。

おまけ2:
全体を通して、お産そのものより病室で待ってる間の陣痛が一番痛かった。
ここは地獄だ、今日死ぬ、と思いました。
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by myums | 2011-02-18 19:33 | 国際結婚とカナダ  

お久しぶりです。誕生しました。

お久しぶりです。
2011年1月20日の満月の夜に、ミッシャンが地球に誕生しました!

羊水が少し濁ってたり、へその緒が巻きついていたり、胎盤が出てこなかったり、出血が多かったりしつつも、分娩台あがって2時間で産み落とすという、安産なんだか難産なんだかよく分からないお産となりました。
無事に生めたのも助産師さんの適切な処置と、ずっと傍に着いていてくれたBooのおかげです。

2360gの低体重で生まれたミッシャン。
しかし、とにかくパワフル!鬼の形相で乳首に食らいついてきてます。最初は、長い授乳時間に短い授乳間隔で、一日中乳出しっぱなし状態。精神的にも体力的にもヘロヘロでした。

生後1ヶ月が経とうとする今、徐々に授乳時間も短くなり、ママもすこーし楽になったかな。

ミッシャンも大分肥えてきて、毎日いろんな表情を見せてくれてます。
こんなに小さな体なのに、絶大なるパワーと支配力で私とBooの人生を振り回す赤ちゃん。無力ってすごいです。

Booはと言えば、とーーーーっても協力的。
帰宅した後は、ずっとミッシャンをみてくれてます。

まだ、自分の娘って感情は湧いてこず、ひたすら「大変なもの抱えちゃった」って感じみたいです。
ミッシャンの成長とともに、徐々に「愛しい」という感情が育っていくことでしょう。

まだまだ天と地がひっくり返ったような日々ですが、新米パパと新米ママはがんばります!
取り急ぎ、みなさまにご報告まで。
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by myums | 2011-02-17 18:30 | 国際結婚とカナダ