shameless
2008年 05月 01日
イギリスのドラマって、英語が聞き取れなくてどうしても敬遠しがちになっちゃうんだけど、あのシニカルでエキセントリックな独特の雰囲気が好きなんですよね〜。
以前は『Spaced』というイギリスコメディにはまりにはまって、今でもたまに見返すくらい大好きなんですが、『Shameless』はそれ以来の大ヒット。
『Spaced』同様、スピード感あるカメラワークとコマ割り、シュールなストーリー展開、ダークで細かい笑いが、Booと私のツボにはまりまくり!
奥さんに逃げられたアル中の男と、その6人の子供たち、そしてお隣さんの家族に、アル中男の新しい奥さんとその娘、ほかにもまだまだキャラがいて、とにかく登場人物が多いんですが、それぞれめちゃくちゃ個性的なので、見ててまったく飽きません。
ストーリーが進むごとに子供たちが成長してくのを見るのも楽しいです。
6人兄妹の長女フィオナとそのBoyfriendのスティーブは、プライベートでも結婚してるんですが、このshamelessで競演したのがきっかけだったそうです。
スティーブ役のジェームス・マカヴォイは、ナルニア王国にも出演してました。
彼が演じたのがこれ↓
あの気弱な半バンビ人を演じてたのです!
うーん、気付かなかった。
彼は、『ラストキング・オブ・スコットランド』『ペネロピ』『つぐない』など、けっこうなヒット作映画にも出演してます。
『shameless』はマンチェスターが舞台なので、英語もマンチェスターアクセント。これがすごい。ほとんど聞き取れない!
Booも「ほとんどわからん!」と言ってたほど。まあ、Booの場合ロンドン訛りでも聞き取れないことありましたが…。
おもしろいのが、ドラマを見続けてる内に徐々に聞き取れるようになってきたこと。Booはもう完全に聞き取れてますし、私は短い会話なら分かるようになりました。
StealをNickって言ったり、AnywayをAny witch roadとかAny roadって言ったり、単語や言い回しが北米と違うのも面白いですねー。
あと、魚眼レンズ使った丸いスクリーンや、フレームが黒く縁取りされたコントラストの鮮やかスクリーンなんかは、下品でぶっ飛んだシュールなドラマの雰囲気にバッチリ。
『Shameless』のおもしろさをもっと味わうために、マンチェスターアクセントを聞き取らなくては!ドラマを見ながら特訓特訓!
shamelessを見てて気付いたのですが、出演者がみんな「fuck」はしょっちゅう使うのに、「bloody」は全然使わない。イギリスではBloodyの方がポピュラーだと思ってたんだけど、違うのかなー。それともマンチェスターだけ?
by myums | 2008-05-01 22:58 | 映画・海外ドラマ さ行