大日本人
2007年 06月 03日
シュールっす。
ロン毛のまっちゃんは、視覚的に反則です。
板尾、ガンウケです。
ぶっちゃけ、途中までダルダルでした。笑えないわけじゃないけど、ゆるすぎ。このまま脱力系でいかれたらマヂ寝そう…とか思ってたら、板尾登場!!
板尾とまっちゃんの掛け合い、やっぱおもしろいわー。
あそこだけで十分コントになるね。
まっちゃんがインタビューでも言ってた様に、ストーリーは現代版ヒーローの悲哀。北朝鮮と日本とアメリカの関係を風刺って部分もありましたけど、そんなかっちょいいもんじゃないです。まちゃん演じる大佐藤は、日本を怪獣から救うヒーローなんですけど、怪獣が現れると体に電流流して巨大化。
でもめっちゃ弱い!!
しかも一度巨大化すると元のサイズに戻るのに2,3日かかる上、しばらくうつ状態になっちゃうので、奥の部屋にこもってチョー不機嫌なんです。
ふてくされた巨人ってうけますね。
世界一背の高い人が普通サイズの人と写ってる写真とかもそうですけど、1人だけ巨人ってなんであんなにおもしろいんですかね。
単にデカイだけなのに。不思議です。
この映画、完全に設定勝ち。
ウルトラマンとか正義のヒーローって町中破壊するじゃない?ああいうのって市民からしたら実は大迷惑なんじゃ?っていう疑問はダレもが持つけど、それをあえて映画化する人なんて今までいなかったもんね。
はっきり言って、あえて映画化する必要はまったくもってないんだけど。そういう究極の無駄を追求すんのがお笑いでしょ。
鑑賞後に友達と話してたら、前半の私が寝そうだった部分が実は一番笑えることが判明。大佐藤のインタビューシーンなんだけど、仕事依頼の電話がかかっきた大佐藤が電話の相手に向かって一言。
「燃やします?」
しかも後から考えると、なんにも燃やしてねー!!
伏線らしきものがまったく伏線になってないってのがいくつかあって、そういうので鑑賞後に友達とまた大笑いしたりしました。鑑賞中より鑑賞後の方が笑えたな。ってことは、2回目見たらもっとおもしろいのかも。
感覚としては、ごっつを映画館の大スクリーンで見たって感じ。ある意味すごい贅沢!
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by myums | 2007-06-03 17:31 | 映画・海外ドラマ た行