売春婦という職業

ピクトン養豚場殺人事件。49人も殺害されているのに、その間警察は何やってたんでしょう。Booの意見はこうです。

「49人の被害者のほとんどが売春婦+ドラッグ中毒者でしょ?
どっちも身元不明の場合が多いし、殺人の対象になりがちな人たちだから、警察も本腰入れたりしないよ。やっと本腰入れ始めたときには、すでに大事件になってる場合が多いよね」。


売春婦なら殺されても仕方ない。
カナダの警察はそう思っているんでしょうか。
ぶっちゃけそんな部分があるのは確かです。
警察だけでなく、一般の人の感覚でも、売春婦殺害に同情の余地なしという雰囲気が少なからずあります。


それほど売春婦の社会的地位が低いということです。
映画などでは、生活のために仕方なくやっている売春婦が描かれてたりしますが、実際にはドラッグ欲しさに売春をしてる人の方が断然多く、そういう人間は軽蔑されています。


北米は風俗関係にストイックです。
キャバクラやクラブ、風俗店は(表立っては)なく、あるのはストリップだけ。あとは道で立ってる売春婦。性を売り物にすることは、人間としての尊厳を捨てることと同等と感じてる人が多いみたいです。
だからBooは日本に来た当初、ホステスをしてる日本人の多さにそりゃビックリしたらしいです。そして彼女たちがあまりにアッケラカンとしていることに、さらに驚いたと言ってました。
「日本の女の子にとってホステスって職業は、マクドナルドのアルバイトと同じ感覚なんだね」とあきれ気味でした。
当時、私もホステスしてました。最初は、生活と学費のために始めたはずが、気づいたらダラダラなんとなくやってて、Booの言葉にそんな自分が恥ずかしくなりました。


ホステスと売春婦じゃ全然違うと思うのですが、カナダにはキャバクラやクラブがないわけですから、彼らにとっては、ホステスもチャームを売り物にしてるという点で売春と同じなのです。


そしてBooがもっとビックリしてたのが、風俗店の多さ。
そういう店が多いってことは、そこで働いてる女の子も多いってことです。
「女性としてのプライドがないのか?」とまで言ってました。
男しても、そういうお店に行くのはお金がもったいないらしいです。「付き合いで行く人もいるよ」と私が言うと、「そんな付き合いならいらない」と断言されました。奥さんとしては安心です。


「じゃあストリップはどうなの?」と聞くと、「ストリップはもっと気軽な感じだよ。女の子にはタッチできないし、ショーを見てるだけ。デートで行くカップルもいるしね」だって。
えー、なんかズルイ言い訳。


私個人の感覚では、ストリップとホステスは同じようなもんじゃないかな。
どっちも基本はお触り禁止ですが、ストリップだって性を売る人もいるだろうし、ホステスだってお客と寝て稼ぐ人もいますから。ストリップは踊れないとできないので能無しじゃダメですが、ホステスは誰でもできるってのが違いでしょうか。
それに、日本は、借金まみれになっても風俗で働けるから、売春婦が少なくて済んでるんじゃない?詭弁かな・・・。

(北米でもティーンネイジの子たちは、日本と同じように、パパがいたり援交してたりするのかもしれませんけど。知り合いがいないので私には分かりません)


自分が親だったら、絶対カナダの環境が好ましいですよ、そりゃ。日本は年頃の子が気軽にキャバ嬢になれちゃうんだから、親なら心配でたまりませんよ。
やっぱね、絶対いいわけないんですよ、ああいう仕事は。好きでやってて将来は自分の店を持ちたいってプロ志向の人は別にして、バイト感覚でやってると本当に色んな感覚がすれてきますから。


なんか話がそれてきちゃったけど、日本のホステス・風俗嬢はカナダ人から見ると、売春婦とさして変わらん職業であるみたいです。そして売春婦は人間として最低レベルの職業であるという感覚が一般的。口に出して言わなくても、そういう感覚が絶対あります。

だから、カナダ行って、「ホステスやってました」とは言わないほうが無難だと思います。


ちなみにバンクーバーにもキャバクラありました。ローカル向けじゃないんですけど。知り合いが働いてました。ホステスさんは全員日本人で、来るお客さんは、日本人の駐在員とか東南アジア人、中国人が多かったと言ってました。
ビザなしで働けるから、もぐりでやってる子もいたみたいです。
女の子はそういうところ、男より楽だよね。
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by myums | 2007-02-07 17:48 | 国際結婚とカナダ  

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