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ボラット BORAT 

ボラット BORAT _c0057810_12401568.jpg

ザッツ ナァ~イスッ!!

私の名前はボラットデース。カザフスタンのジャーナリストデース。
奥さん、死んだ。

ザッツ ナァ~イスッ!

アメリカに文化習いに来マシタ。カザフスタンはアメリカ大好き。
テロの国、アメリカ!

ハイファーイブ!!

今日はテキサスに鹿狩りに来ました。
カザフスタンでは、犬狩りが国民的趣味です。私も狩りが大好きです。ズキューンズキューン。撃ちまくりマスヨ!

ついでにユダヤ人も皆殺しにしたいですね~。

えっ?それはアメリカではダメなの?
なぜですか?
テロの国なのに~。



ということで、北米で大旋風を巻き起こしているというボラットです。
彼はカザフスタンのジャーナリストで、素人のアメリカ人相手にたどたどしい英語で取材します。その内容ってのが、人種差別やら女性蔑視やらホモネタ、近親相姦ネタ、とにかく強烈。もともとテレビ番組だったんですが、あまりにおもしろすぎるってんで、映画化されたみたいです。


ボラットの何がおもしろいって、普通なら聞きたくても絶対聞けないようなこともシレっと質問してくれちゃうところ。そんで、質問されたほうが一瞬絶句しちゃうときの素の顔がたまりません。
ボラットの無邪気さ加減に、気づいたら一緒になって差別発言に大笑いしちゃう人もいたりして、普段どんなにお上品ぶってったって、一皮剥けばみんな同じなんだよねー。



このボラット、実はサシャ・バロン・コーエンってイギリス人コメディアンのネタで、実在の人物じゃぁないんです。見てるとわかるんですが、この人チョー頭イイ。
無知なバカを演じながら、相手の主張の矛盾点を自ら露呈させちゃうように巧く誘導質問するんですね。ボラットが笑われているように見せかけて、本当に笑われているのは相手だった、みたいな。
あ、あとコーエンはユダヤ系ですから。ユダヤ人差別発言も自虐ギャグってことで。


ボラット BORAT _c0057810_13183984.jpgキリスト原理主義の政治家に取材するボラットです。画像クリックで見れます。

(2分05秒くらいからの会話↓)
ボラット「天国にイキたいですが、どうしたらいいですか?」
政治家「聖書の中に、『キリストを信じるものだけが天国へ行ける』とあります」
ボラット「ザッツナァ~イス。じゃあユダヤ人はどうなりますか?地獄ですか?」
政治家「・・・・そうですね。地獄ですね」

こんなボラットが、無意識の差別大国ニッポンに来たらおもしろいのにな~。


コーエンさんにはほかにもいくつかキャラがあるんですが、一番有名なのが彼↓
ボラット BORAT _c0057810_13264233.jpg

地方出身の白人ラッパーAli-G。ボラットと同じ趣向でオツム弱いキャラ。
聞き取れてない私でも笑えるので、全部聞き取れたらそうとうおもしろいはず。



ボラット BORAT _c0057810_13305598.jpgおすすめ!ジミーちゃんの英語レッスン。画像クリックで見れます。
コレで勉強してAli-Gで爆笑しよう o(≧∇≦o)
テンテンテンテンテンテンテンテンテンテン!!
(古いネタでゴメン)

by myums | 2006-12-03 12:15 | 映画・海外ドラマ は行  

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