Booとお父さん
2006年 10月 13日
「Takeshi Kitanoに似てる!」らしい。
ぜんっぜん似てないけど!?
「単語しか話さないところが似てるよ」
なるほどー。言われてみれば、その通り。
武の映画は言葉数少ないもんね。うちのお父さん、すっごい無口だから出演できるかも。
「でもさー、武にしてもMyumsのお父さんにしても、なんで物事をはっきり言わないのかな~。気持ちが伝わらなくてもいいのかな~」
そうだよねー。激しく同感。気持ちは言葉にしてこそ伝わるもの。
でも昭和時代の男性は、シャイな人が多いんだよ。それが習慣になってるから、気持ちを言葉にする術を知らないんじゃないかな。って言っておきました。
まあ武の映画は、雰囲気出すための演出でしょうけど。
さて、先日お父さんの誕生日会で、父、私、妹、Booの4人でお食事しました。
4時間くらい一緒にいたんですが、Booとお父さんが交わした会話は、
Boo 「おめでとう」
父 「サンキュー」
それだけ。
Booはどうも私の父と何を話してよいのか分からないみたいです。
父はとにかく無口な上に無表情。昭和の人ですから。
得意な言葉は、「ああ」「うん?」「はは・・・」。
話すときもボソボソ言っててよく聞こえません。
よーく見てると微妙な顔の動きがあったりするんですけど、そんなものはオーバーリアクション北米人のBooに見極められるはずもなく。
お父さんのほうは、「英語でしゃべらナイト」を見たりカナダについて勉強したりと、実はBooに興味深々のご様子。だけど英語コンプレックスってやつなのか、面と向かうとなーんにも言えなくなっちゃう。
ああ、切ないっ!!”(*>ω<)o"
でも帰り際に自分から手を差し出して、Booに握手求めてました。
立派な進歩!
これから時間をかけてゆっくりと、2人が近づいていってくれたら嬉しいな。
そして近い将来、家族でバンクーバーへ行きたいな。
きっとお父さんは英語に臆してオドオドしちゃうんだろうな。
そしたら私が助けてあげる。
私とお父さん、色んなことがあって難しい時期もあったけど、これからは少しずつ氷を溶かしていきたい。そんな風に思い始めた今日この頃です。
by myums | 2006-10-13 13:15 | 国際結婚とカナダ