赤く染まった日

楽しかったカナダ旅行もアッというまに終わりを告げ、昨日、日本へ帰国しました。成田空港に着いた瞬間から、いきなり現実に引き戻され、カナダでの日々がまるで夢か幻のようです。
金色の太陽と朗らかな人々、そして他人にぶつからずに歩けるスペースが、恋しい。( ┰_┰) シクシク


バンクーバーでは、カメラを持ち歩きませんでした。
別に深い意味はないんですけど、なんていうか、目と肌でバンクーバーを感じて、心にとどめておきたかったのです。写真を撮ろうとすると、そのこと自体に夢中になっちゃうので…。
だからバンクーバーの写真は一枚もありません。期待してた方ゴメンナサイ。



さて、友達や家族との再会で意外と忙しくしてたバンクーバー滞在中、ぽっかりと空いた日がありました。「今日はMyumsがしたいことをしよう!」というBooの言葉に、私は迷わず「夕陽が見たい」と答えました。


Booは、UBCの裏手まで私を連れて行ってくれました。
車を降り坂道を登ると、左手にトーテムポールや藁葺き小屋なんかのネイティブアートが並び、その後ろには、モダンでシャープな感じの建物が。ネイティブアートとモダンな建築物なんて対照的なはずなのに、なぜか見事にマッチしていて、芸術に古代も近代も関係ないんだな~なんて思ってみたり。


Booは反対にある金網を飛び越えて、「こっちこっち」と私を呼びます。後に続いて金網を超え、ちょっと子供時代に戻ったようなやんちゃな気分で草むらを抜けると、いきなり視界が開けて目の前に広大な川とどこまでも続く雲と空。
そして、ずっと見たかった大きな大きな夕陽。


炎のように真っ赤に燃える太陽は、雲と水面を濃いオレンジに染めて、空は朱から紫、ピンクへとグラディーションを描きながら横たわります。
昼間の強い日差しからは想像もつかないほど優しく穏やかな光に包まれて、私は目を閉じてみました。
聞こえるのは耳元を通り抜ける乾いた風の音と、それと呼応するように川が奏でるさざなみの音。閉じたまぶたの裏に夕陽の赤が映って、私まで夕陽の一部になったようでした。うん、多分そうです。だって、私もこの地球上に生きる自然の一部なんだもん。
そんなふうに思ったら、涙が出てきました。



自然て素晴らしい。
この美しい地球を創りだした天地創造の神がいるのだとしたら、神様ってなんてすごいアーティストなんだろう。


そして、こんな素晴らしい場所を教えてくれたBooにも、BIG HUG
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by myums | 2006-08-29 22:56 | 国際結婚とカナダ  

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