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ケンパーク

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世の中の汚らしいもの全てを、目の前に見せ付けられた感じがしました。汚物を見てる自分まで汚くなっていくような、そんな映画です。

『KEN PARK』には、5人のティーネイジャーとその親が出てきますが、どれもこれも崩壊しまくり。

自分の娘の彼氏と関係を持つ妻や、自分の息子に性的いたずらをする筋トレマニアの父親、祖父母を怒鳴り散らしていつもイライラしてる少年に、先立たれた妻への愛を娘に倒錯しちゃう父親。

みんな壊れてる。
祖父母に養育されてる子なんて、自分の首を絞めてTVでのテニス中継見ながらマスターベーションだよ。ある父親は、息子が寝てるベッドに忍び込んで息子の内腿をそぉっと優しくなでる。
うわ~、今思い出しても鳥肌立つ。ゾゾゾッ( > < ;)


うーん…、私はダメですね。こういうネガティブなだけの映画って。
なんでそういう展開になるのか、登場人物の精神状態が理解できませんでした。そして理解できない自分は幸せだと思います。
これが理解できるってことは、自分の中にこうなる可能性がほんの少しでもあるってことですから。



私は、ティーンのうちはSEXだって恋愛だって好きにやればいいし、学校行きたくなければ行かなきゃいいと思うんです。
でも、何に対しても思いつめてはいけません。
家庭環境が悪くとも、彼氏とうまくいかなくても、その一瞬にとらわれすぎてはいけない。人生は長い。あと2,3年もしたら親元を離れることができて、今の彼氏よりもっと素敵な恋愛が待ってるかもしれない。

”今” が一生続くわけじゃない。

親を殺したり自殺したり誰かを傷つけたり、そんな解決法よりは遥かに時間がかかるけど、あの時我慢してよかったと思える日が必ず来ます。




(´・ω・`)Booの感想☆

「SEXシーンばっかり。ポルノ見てるみたいだった」

by myums | 2006-05-10 15:08 | 映画・海外ドラマ か行  

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