ギャフンと言わされたこと

何かの手続で私の戸籍謄本が必要になった時のこと。
「コセキトーホンて何?」
とBooに聞かれた。
「私が日本人であることの証明で、公の手続きには必ず必要になる、
面倒くさいものだよ」と説明すると
「へえ。そんなのカナダにはないなあ」と言うではないか!
戸籍謄本がなくてどうやって戸籍を管理してるの!?

実はカナダには戸籍制度そのものがないのだ。自分がカナダ国籍であることの証明には、出生証明証を使う。これは、今の日本の保険証みたくカードになっていて、財布に入れて持ち歩くことができる。いちいち役所に行って戸籍謄本の発行手続きをする必要なし。手数料払う必要もなし。

なんて便利なんだー!

調べてみると、戸籍制度をとっている国は、世界でも数少ないようだ。
人生の節目節目の大切な手続きに、必ず提出を求められる戸籍謄本。それを当たり前として育った私にとって、これは衝撃だった。

大体、戸籍制度があるかないかなんて、疑問に思ったことすらなかったし、どこの国でもそうやって国民の管理をしているもんだと思っていた。
それなのに、戸籍がなくても機能している国の方が多いなんて・・・!
まあ、よく考えたら、カナダみたいに移民で成り立っている国に、戸籍制度があったら、それこそ大混乱になるだろう。戸籍制度は単一民族の国でのみ、有効な手段なのかもしれない。

それを知ったときに私が思ったのは、

日本の常識は世界の常識じゃないんだ

ということ。

そういうのって頭で分かっているのと、実際に体感するのとでは、ぜんぜん違う。なんていうか、「ぎゃふん」と言わされたって感じだ。カナダと日本だけでもこれだけたくさんの「ぎゃふん」があるのだから、世界中にはどれほどの「ぎゃふん」がちりばめられていることか。そう考えると、東京とバンクーバーしか知らない自分ってなんてチッコイんだろう。
もっといろいろなことを知りたい。違いの分かる人間になりたい。
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by myums | 2005-11-14 10:17 | 国際結婚とカナダ  

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