薬の考え方 in Canada

風邪で、医者にかかった場合。

日本なら、診察の後、解熱剤、咳、鼻水止め、下痢してれば下痢止め、等々のお薬をもらえます。シンガポールでも、お薬を出してくれます。

バンクーバーでは、「風邪ですね、よく寝てください。何日かしても良くならない場合、また来てください」で、終了。

「でも、先生、鼻水が辛くて眠れません」と訴えたら、おすすめの市販薬を教えてくれるか、「薬局にいる薬剤師に相談して、症状に合った薬を飲んでください」と言われて、終了です。

なんの薬もだしてくれない。
なんとなく物足りない。
こんなんだったら病院行かないで寝てたら良かった・・・。

ミッシャンの診察でも同じです。
むしろ、2歳以下の子供には薬を与えないようにと、ドクターにアドバイスされます。
薬局でも2歳以下の乳幼児に飲ませるお薬は扱っておらず、あるのはハーブだけ。

日本やシンガポールでは、こちらがリクエストせずとも、当たり前のようについてきたお薬。
なぜ、カナダでは薬をだしてくれないのか。
調べてみたところ、まず、薬で風邪が治るという考えが根本的に間違ってました。

薬は症状を緩和してくれるだけで、風邪ウィルスを殺したり戦ったりしてくれるわけじゃない。
ウイルスを退治できるのは、人間に備わった免疫力だけ。
だから、風邪ウイルスを殺すには、備わった免疫力をフル活動させてあげてることが大事。
それには、無駄なエネルギーを使わないことが一番。
つまり、寝ること。

薬で症状が軽くなると、治ってきたぞー、もう大丈夫かもーと油断して、動いちゃいますよね。
すると余計なエネルギー放出して免疫力も低下、結果、風邪が長引いたり、風邪にかかりやすい体になったりするわけです。

カナダでは(たぶん欧米全般)、風邪や下痢程度なら病院に行かず、民間療法と自然治癒力でもって治すことが一般的です。それが西洋医学なのかな?


私も、滅多なことで病院には行かないし、ミーシャも39度までの発熱ならセルフケアで済ませます。
発熱は人間に備わった抵抗反応、つまり自然治癒力の1つです。
発熱することで、体内のウイルスと戦っているのです。
それを薬で無理やり下げてしまうと、抵抗力を低下させてしまいます。

下痢、嘔吐のときも、ぜんぶ出てしまうまでは、大匙一杯の水分を30分ごとに与えるのみ。
下痢嘔吐が収まった後に、大体発熱が始まるので、そしたらイオン水などで水分を与えつつ、寝かします。

日本で下痢嘔吐したときは、その翌日に念のため医者に連れて行きました。
「もう微熱になってるので、うどんやお粥なんかを少しづつ与えても大丈夫」という診断で、整腸剤だけの処方でした。


もし、これが嘔吐下痢の絶頂期だったら、下痢止めとか出されちゃうのかなあ。
下痢のときに下痢を止めたら、ウイルスが体内にとどまっちゃうよね。
真っ最中には連れていかなったので分かりませんが、患者が大人だったら色んな薬出されそうです。

カナダでも一度下痢をしました。
そのときは、なんと、ジンジャーエールを飲ませました。
もんのすごくビックリ&抵抗感ありありだったのですが、こちらでは一般的な民間療法のよう。しかも、効果ありだったので、目からうろこでした。
ジンジャーエールだとミッシャンも喜んで飲んでくれるし、良かったです。


個人的には、お薬天国の日本やシンガポールより、カナダの医学のほうが自分の考えに合っています。特に小さな子供に薬を与えることに抵抗が強いので。

カナダに来てから、頭痛や風邪で薬を飲まずに済むように、日々、漢方やハーブを飲んで、免疫力アップを目指してます。
とは言え、どうしても辛くて眠れないときは、市販のお薬も飲みますけどね。

強い体になるぞー!
[PR]

by myums | 2015-01-17 12:44 | 国際結婚とカナダ  

<< ミッシャン4歳になり、結婚10... ゴミ問題 >>