小笠原伯爵邸

先週日曜日、Booが私の誕生日祝いに小笠原伯爵邸に連れて行ってくれました。

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礼法の宗家として有名な小笠原伯爵の本邸として今から82年前に建築されました。
関東大震災によって一度は倒壊しますが、大震災にも耐えうる耐震強度を備え修復され、第二次世界大戦の東京大空襲の被災も免れます。その後は都の管轄下に置かれ、児童相談所などに使われていました。しかし、それも1、2年程度の話で、その後は、ずーっと廃墟だったそうです。
建物はうっそうと茂る木や雑草の中にその姿を隠し、近所の人ですらお屋敷の存在そのものを知らなかったそう。

伯爵邸がその姿を再度日の元に表したのは、大江戸線の若松河田駅着工によって。偶然にも小笠原伯爵邸の敷地が資材置き場となったことで、敷地内の木や雑草が整理されました。すると、その広大な敷地から、なんとも美しいスパニッシュ様式の伯爵邸が現れたのです。

永い眠りから覚めた伯爵邸は、痛みがひどく、床も抜け落ち、現存している家具や飾りは3点のみですが、修復作業には地元のボランティアも多く参加し、皆で磨き上げたそうです。

小笠原伯爵邸は、今でも小笠原流と呼ばれる作法教室として、またレストランや婚礼会場として、そしてて貴重な歴史的建造物として当時の面影を今に伝えています。

という歴史については、お食事後の邸内ツアーで教えていただきました。

スパニッシュ様式のお屋敷に入ったのは初めてでしたが、スパニッシュ瓦と呼ばれる青い屋根瓦といい、丸みのあるステンドグラスの模様といい、イスラム風のシガールームといい、豪華絢爛なヨーロッパ調と違って、光を味方につけた可愛らしい様式という印象でした。

伯爵は、小鳥をとても愛されたとのことで、小鳥をモチーフにしたレリーフがたくさんあったのも、印象的でした。

そして、なんと言っても、屋敷の真ん中に位置する中庭が本当に素敵!
中庭に白い石造りの階段があって、その先には天蓋をつけたルーフバルコニー。
当時はここから富士山を眺望できたらしく、天気のいい日は屋外パーティーが催されていたとか。小笠原伯爵ってとてもモダンな方だったんですねぇ。

さて、料理の方はというと…。
こじゃれたスパニッシュ料理だったんですが、まずくはないけど、感動するほどおいしい!ってほどでもないですね。
クリーミーなテクスチャーで味が濃いものばかりだったので、最後の方はちょっと辛かったです。こんがりトーストにペーストしたらおいしかったかも。

スパニッシュって、家庭料理が一番おいしいのかなー。


何はともあれ、前から一度行ってみたかった小笠原伯爵邸に連れて行ってくれたBooに感謝。
前日のパーティーチケットもBooが買ってくれ、小笠原邸にも連れて行ってくれ、その上、ロクシタンのスキンケア スタッフもこっそり用意してくれてたり、至れり尽くせりの誕生日でした。

よーし、今年のBooの誕生日には、はとバスツアーでも予約しておくか!?
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by myums | 2009-06-09 18:35 | 国際結婚とカナダ  

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