チェンジリング
2009年 06月 03日
私の苦手な、クリント・イーストウッドさん監督作品。
また説教臭い映画なんだろうなと期待せずに見たのですが、これがなかなか面白かったです。
アンジェがハスキーボイスで叫ぶ!叫ぶ!うなる!むせび泣く!!
その辺りは、ドラマティック大好きなクリントさんらしい作りかと思います。
かなり展開が早いので物語の掘りが浅くなっていて、そこがもったいなかったかな。
物語を舐めるのではなく、母の心情を深く描くとか、マルコビッチをもっとうまく使っても良かったし、精神病院のシーンだってもっともっと興味深いエピソードになり得たのにな。
でも、子を持つ母や、これから母となる女性、いつか母になりたい女性には、ぐっとくるシーンがたくさんあると思います。アンジェは迫力満点です!
あと、警部役の人、『Burn Notice』っていうTVドラマに出てて、そこでははまってるのに、この映画で見たら、演技ひどい!
役柄の違いもあるだろうけど、テレビ界と映画界ってレベルが違うんだろうなぁ。
by myums | 2009-06-03 22:16 | 映画・海外ドラマ た行